たったひとつの真実を見抜け!人気アニメの本格推理アドベンチャー
あの名探偵がAndroidに登場! 「名探偵コナン 蒼き宝石の輪舞曲」はニンテンドーDSで発売された同タイトルをAndroidに移植した本格推理アドベンチャーだ。タッチペンによる画面操作がタッチパネルに置き換えられているため、移植元とほぼ同じ感覚で楽しめる。システム的にもミニゲームを除いてほぼ再現されており、人物に話を聞く、背景をタッチして気になるものを調べるといった推理ゲームでおなじみのシステムから。出題される問いに対して集めた情報の中から正解を探す、証拠を次々とつきつけて犯人を断定⇒犯人の言い訳から矛盾点を探して確証をえる、といった逆転裁判的な論理バトルまで。簡単操作で本格的な推理アドベンチャーを体験できるのは良いね。無料で遊べる部分も1~2時間ほどあるため、作品の魅力を充分味わえるようになっている。
人造人間が現実に現れる 物語は、劇中劇である特撮ヒーロー「人造人間オニマール」が現実世界に現れたところからはじまる。彼は汚職事件に関わった悪人をこらしめるなど義賊的な活躍をしていたが、突如として殺人を犯し、世間はその噂でもちきりになっていた。時を同じくしてオニマールを演じる俳優「葛城斗真」が毛利探偵事務所を訪れ、何者かにストーカーされているため身辺警護をお願いしたいと依頼してくる。毛利小五郎はコナンや蘭、少年探偵団を引き連れて撮影現場へ向かうのだった。コナンしかり金田一しかり向かうところ死体ありといった感じで、その撮影現場でも殺人事件が発生。ここに西の名探偵「服部平次」やコナンの宿敵である「怪盗キッド」も巻き込んで物語が加速していく。まさに、コナンの劇場版を見ているような気分で楽しめるのは良いね。
事件を調査して情報を集める ゲームの流れは、事件前のシナリオ進行パート → 章ごとに発生する事件の調査パート → 調査で得た情報「キーワード」をもとに犯人を追い詰める解決パートに分かれている。各パートではキャラと話す、背景をタッチして現場を調べる、調査で浮かんだ疑問の答えとなる人物や証拠を当てるなど幅広い行動をとれる。また、LP(ロジカルポイント)と呼ばれる数値があり、選択肢や疑問の解答を間違えるとゲージが減少し、0になるとゲームオーバーとなる。LPに気を配りながら証拠を集めて犯人を断定するとそこから解決パートになり、犯人の証言に隠された間違いを見つけて問い詰めていくのだ。ただ選択肢を選ぶだけのアドベンチャーゲームと比べ、各パートでの行動の自由度が高く、難易度的にもよく考えれば分かる事件なので推理ゲーム初心者にもオススメ。無料ゲームだと考えるとボリュームは少ないが、有料というくくりなら★4.0評価をつけたいアプリだった。
全文を読む
↧