エンドレスラン+ゾンビホラー!独創的なシンプルゲーム
一人称視点のエンドレスラン! 「イントゥ・ザ・デッド」はゾンビたちから逃げるエンドレスラン系のアクションゲーム。これだけ書くとありがちなワンキーアクションを思い浮かべるが、本作はなんと一人称視点のエンドレスランという独創的なゲームなのだ。荒地にポツンと置き去りにされたプレイヤーはゾンビが囲まれる中を走り抜けてひたすら逃げる。ときおり武器を拾い、ゾンビを倒すことも可能だ。中毒性の高いエンドレスラン系のゲームと一人称視点のホラーゲームが絶妙に融合した個性的なゲーム。暗めのグラフィックや荒い息の効果音が雰囲気をもり立てている。
武器と特殊能力でより遠くへ 操作は左右の移動と武器の使用というシンプルなもの。操作系は4つの中から選択できるが、個人的には端末を傾けるティルト操作で左右の移動、タッチで武器を使用する方法が楽しかった。ゾンビの動きはゆっくりだが、一度捕まえられると即ゲームオーバー。サバイバルのためには左右の移動でゾンビを避けるか、武器で撃退する必要がある。武器はミッションをクリアしていくことでアンロックされ、ゲーム内のポイントで使用可能になる。ハンドガンからチェーンソーなどゾンビ映画のようなセレクトだ。また「PERK」という一回のプレイで使用可能な特殊能力がある。武器の弾数を多くしたり、1500m地点から開始できたり、スコアアップに有用だ。シンプルながらも斬新なアイデアが素晴らしい本作。一人称視点のエンドレスランという誰も考えなかったゲームがスマートフォンから生まれるのは嬉しいかぎりだ。
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