着陸フローがリアルすぎ!航空機を操縦する体験シミュレーター
緊急事態に挑む航空機操縦ゲーム 「MAYDAY! 緊急着陸」はトラブルが起きた航空機を安全に着陸させる体験シミュレーターだ。端末を左右にかたむけて高度や航路を調整し、フラップとスロットルレバーで速度を少しずつ落としていく。空港まで近づいたらギア(車輪)を出し、滑走路に降りてブレーキとバック(逆噴射)ボタンを同時に長押しして減速する。普通に着陸するのも難しいが、本作にはそこに「ギアが作動しない」など多数のトラブルが発生する。これら一連の動作にリアリティがあり、墜落したり少しでも荒い操縦をしたりすると死者が出てしまう異様な緊張感とおもしろさがある。航空機パイロットさんってホントに大変だなと思えるくらいよくできた体験シミュレーターだ。
トラブルを回避して乗客を守れ プレイヤーは航空機のパイロットとなり、MAYDAY!(遭難信号)を発信するような緊急事態が起きている機体を無事に着陸させていく。操作は端末をかたむけて行い、緑の円で描かれた航路をたよりに滑走路を目指す。フラップ、ギア、ブレーキ、バックなどたびたび発生するアクションを適切に行い、うまく着陸できればスコアと1~3の星を獲得でき、次のステージへ進めるようになる。また、操縦以外にも各ミッションごとに、嵐が発生しているため機体を制御しづらい。ギアが展開しないため胴体着陸を余儀なくされるなどの異常事態が起こっており、機体の操縦と合わせてそれらの問題にも立ち向かわなければならない。一人称視点で映し出される機体の状況、着陸までの操作感にリアリティがあり、本当に操縦しているような感覚を味わえるのが良いね。そんな臨場感のあるゲームに、さらなる刺激を加えているのがステージクリア画面だ。
死者のでる危険なフライト 滑走路以外のところに着陸すると事故扱いとなり、乗客全員が死亡。滑走路に着陸できても操縦が荒いとケガ人や死者がでていて、その数が表示された結果画面を見ると何かやるせない気持ちになる。この独特のプレイ感というか、ミスを許されない緊張感がこのゲーム最大の魅力だろう。視点を切り替えられない、無料で最後まで遊べるが各ミッションを選ぶ際に広告動画の視聴を求められるのは気になるが(YouTubeのような仕様)。リアリティと緊張感のあるフライトを楽しめる体験シミュレーターになっている。
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