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こんなステキ女子が美少女恋愛ゲームを ヒットさせているなんて裏があるに違いない!? 快進撃を続けるガールフレンド(仮)突撃インタビュー

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このCM、最近よくみるなーと思っている人も多いだろう。

このCM、最近よくみるなーと思っている人も多いだろう。

 

豪華声優を多数使用し、2次元の美少女との恋愛が楽しめるゲームだ。

さぞかしアニメ好き、声優好きなプロデューサーが作ったのだろうと思ったら、

【アメーバスマホ】ガールフレンド(仮) 萌えます篇

なんと、こんなに可愛い女性がプロデューサーだなんて!

さては二次元大好き女子か!?

それとも影のプロデューサーがいるのか?

真相を探るべく、インタビューしてきましたよ!

 

左からプロデューサーの横山祐果さん、  アートディレクターの諸岡早苗さん、ディレクターの田中一馬さん

 

―――最初に自己紹介をお願いできますか?

横山氏(以下横):私は横山祐果と申しましてプロデューサーをしています。

プロデューサーの横山さん。信じられるかい!? 美少女恋愛ゲームのプロデューサーなんだぜ!?

 

―――プロデュースというのは具体的にどのような流れなんですか?

横:ゲームのビジョンに沿って、中長期で何をやるか意思決定をどんどんしていく感じですね。

 

―――何人くらいを束ねていらっしゃるんですか?

横:プロフェッショナルが集まっているので、私が束ねるというのは恐れ多いですが、チームでいうと現在は、40人くらいおります。

 

―――ありがとうございます。では、次は諸岡さん、おねがいします!

諸岡氏(以下、諸):アートディレクションをしております諸岡と申します。

アートディレクションということで、カードイラストを主に担当しています。

ディレクターとプロデューサーでどんなカードを作るのか毎週決定しイベントごとに枚数も出るので、そのスケジュールどおりにイラストレーターのみんなに絵を割り振って最終的に完成させるまでが仕事です。

アートディレクターの諸岡さん。おそらくチーム内での担当はツッコミ。

 

―――イラストレーターさんは複数名いらっしゃるんですか?

諸:現在は、約20名くらいですね。

社内でラフとか最終的なレタッチは全部行い、一部線画とベース塗りを外部にお願いしています。

 

―――毎週追加だと大変そうですね。

諸:毎週30枚強は作りますので大変ですね。

 

―――最初からそのくらいのペースだったんですか?

諸:徐々に伸ばしていっていて、今後はさらに伸ばしたいなと思っています。

 

―――新カードはユーザーも期待していると思いますので頑張ってください!最後に田中さん、お願いします!

田中氏(以下、田):はい。ディレクター業務をしています田中と申します。

主にプロデューサーと現場のパイプ役みたいなことをメインにやっています。

たとえばプロデューサーから「こういうのやりたい!」「新しいカードを何枚出したい!」みたいな話があったとしても実際の現場の工数や稼働状況を鑑みて、調整しています。

ディレクターの田中さん。 田中さんもチーム内の担当はおそらくツッコミ

 

田:そのまま現場に落ちるとうまくまわらないのでそこを調整したり、キャラクターの性格や、ビジュアル、台詞プロデューサーと一緒に決めたりですね。

あとはどんなイベントにするかとか、そのイベントでどのキャラクターをだすか等。

 

終始笑顔が絶えないチームです。

 

―――外部のスタッフも合わせるとかなりの人数ですが、最初からその規模を想定されていたんですか?

横:いえ、最初はもっと少なくて数人くらいでしたね。

したいことが山のようにあったので、全然回らなくてどんどん増やしていきました。(笑)

 

プロデューサーは嵐大好き女子だった。一方でディレクターがなかなかのお手前だと判明。

―――声優さんであったり二次元であったりを相当好きな方がいないとこのゲームは作れなかったと思うんですが。

横:そうですね、声優に詳しい担当が手腕を発揮してくれています。

あとは田中もとても詳しいので、クオリティが保たれていると思いますね。

 

―――なるほど。横山さん自身は?

横:私はまだまだ初心者ですね。

最初は声優さんの名前を覚えるところから始めました。

声優雑誌を見たり、イベントに足を運んだり。

そのうちに少しずつ興味が出てきて。

最近ではテレビでアニメを見ながら、この声はあの声優さんだな、とかわかるようになってきました。

徐々にハマってきています。

 

―――田中さんはかなりの上級者で?

田:上級者というのは憚られますが、初心者ではないと思います。

この道の方はみなさん謙虚です。

 

―――上には上がいますもんね(笑)でもこれ、“好きな声優アサイン出来て好きな世界作れて、相当楽しいんじゃないですか?

横:相当楽しんでやらせてもらっています!

 

―――仕事とはいえ会いたい人に会えるんですもんね。

横:そうそうそう!そうなんですよ! 私だったら嵐とかと会えているようなものなのかなーみたいな。

 

横山さんは嵐ファンであることが判明(笑)

 

30億円規模で大きな話題になったアメーバスマホのCM 1月中旬からはゲームに集中

―――話しは変わりますが、ユーザーの獲得はやはりCMが占める割合が大きいですか?

横:CMの効果は相当大きいですね。

今まで、「Ameba」は女性が多かったんですが、CMで「ガールフレンド(仮)」を知った男性がたくさん遊んでくれるようになりました。

 

―――いろいろなアプリのCMが最初は流れていましたが、後半はゲーム、特にガールフレンド(仮)に寄せていますよね。

広報坂下氏(以下、坂):そうですね。11月から1月初旬までは様々なコミュニティ・ゲームのCMを流していたんですが、それ以降はゲームに寄せていました。

ただ、5月7日(火)からは、またコミュニティのサービスのCMをやったりと、その時々でバランスをとりながらCMを検討しています。

 

2012年11月15日 「Ameba スマホ」 11 月 16 日より新テレビ CM の放映を開始 鈴木おさむ氏が企画・制作、開発社員 12 名が登場する全 15 パターンを展開

最新のCMはキャラがアニメーションすることで話題になった

―――あれだけバリエーションがあると大変そうですね。

坂:ご覧いただきましたか?CMでは、ガールフレンド(仮)のキャラクターが動くんですよ。

諸:あれは、大変でしたね。

 

―――あれはどうやったんですか?

諸:動画を、描きました(笑)

動くといっても、メインになる動画を一個つくって、それのレイヤーわけをしてパーツごとに動かしているんですよ。

時間が本当に無かったので大変でしたね。

諸岡さん

 

CMはyoutubeの公式チャンネルで見ることが出来る。 動画によるキャラの表現は必見 http://www.youtube.com/user/AmebaOfficialChannel

 

―――CMの内容が決まってから入稿までの時間は結構短かったんですか?

坂:短いと思います。他の会社の制作期間と比べると本当に驚くべきスピードで進みますね。

 

―――それは大変ですね。

諸:大変でしたね。でも楽しかったです。

 

―――成果にもつながっていそうですしね。

坂:Amebaでは、現在40個程度のゲームを出しているんですけど、ゲームの売り上げの半分以上をガールフレンド(仮)が占めているんです。

 

―――こんなになるって最初おもっていました?

横:いや、思ってなかったですね。キャラクターを本当に愛してくれたり、ゲームにハマってくれるユーザーさんが多いのでうれしい限りですね。

 

200万人突破!300万人も視野に。

―――ユーザーは今?

横: 200万人を突破しました。

ホーム画面には常に最新の生徒数が表示されている。

坂:会員数の伸びもすごくて、先月(2013年3月28日)150万人突破のリリースを出したばっかりなんですけど、もう200万人です。

 

―――企画段階の目標はあったんですか?

横:ありましたが、目標の8倍ぐらいは来てると思います。

 

―――すごい達成率ですね。予想を超えて大きくなってきているんですね。 どこまで行きますかね。

横: 300万はすぐ行くかなっていう感じはしますね。

 

―――ベンチマークというか、ライバルだと思っているゲームはありますか?

横:ライバルというか、キャラクターひとりひとりが魅力的でキャラクターが立ってるようなゲームはすべて参考にしています。

 

横山さん

 

 

 

6月にもリアルイベント実施予定

―――リアルイベントにも積極的に開催されていますよね?

横:そうですね、先日アニメコンテンツエキスポに出展したんですけど、その時にはガールフレンド(仮)オリジナルのクリアファイルやショッパーを作りましたね。

アニメコンテンツエキスポの様子

アニメコンテンツエキスポの様子

アニメコンテンツエキスポの様子

 

 

―――どうでした?実際のイベントに参加されてみて

横:ショッパーを配る時のファンの方の熱気は感動しました。

私アニメコンテンツエキスポに初めて行ったんですけど、お正月のバーゲンみたいに熱気と活気に溢れていました。

横山さん

―――グッズはどれくらい用意したんですか?

田:クリアファイルが1万個で、ショッパーは2000個とかだった気がしますね。

 

 

―――リアルイベントは今後も積極的にやっていくんですか?

坂:はい。直近ですと、6月くらいに予定していますね。

去年の12月にも秋葉原で一度イベントをやったんですけど、そのときも早い方は始発前から並んでくださっていたみたいでした。

≪ガールフレンド(仮) × ミューコミ+≫ 豪華声優生出演!!「耳で萌える」公開無料イベント@秋葉原

 

―――どれくらい動員があったんですか?

坂:そのときは600名以上の方が来てくださいました。立ち見が出るくらいの大盛況でした

 

―――6月も同規模で?

坂:まだ企画段階なので決まっていないんですが、それ以上は目指したいですね。

 

―――リリース2か月で600人のイベントが出来るってすごいですね!

坂:声優さんを呼んだイベントだったので声優さんのファンが多いのかなと思ってたんですが。

『「ガールフレンド(仮)」、やっている人―!』って手をあげてもらったんですよ。そしたら6、7…

横:人?

横山さん

(一同爆笑)

坂:7割くらいの方が手を上げてくださったんです(笑)

声優さんきっかけでやりはじめてしてくださったのかもしれないんですが、結構みなさんやってくださっていて嬉しかったですね。

 

―――定期的に開催してもらえるとユーザーも嬉しいでしょうね。6~7人じゃなくて良かったですね(笑)

坂:本当そうですね(笑)横山はちょっと天然なところがありますが、プロデューサーとしてのセンスはピカイチなんです(笑)

 

―――まわりが支えていくタイプのチームなんですかね(笑)

横:そう、ほんとそうなんですよ。

本当にチームのメンバーには恵まれていますし、プロフェッショナルが集まっているチームだと思います。

チームメンバーには、心から感謝してますし、敬意をもって仕事をしています。

横山さん

 

―――横山さんがやりたいことを田中さんにどんどん言って、出来上がったものに対してユーザー目線で判断をするみたいなスタイルなんですか?

田:そんな気がします。

田中さん

 

坂:横山は、ユーザー目線で考えるところがズバ抜けてるんだと思います。声優大好き!

という人がプロデューサーに立つとその人の好みが色濃く反映されてしまってちょっと偏りが出てしまう気がするので、中立で冷静な判断ができるのが良いんだと思います。

 

―――なるほど!最後にユーザーに向けてメッセージをいただけますか?

横:ガールフレンド(仮)は、まだ提供開始してからまだ半年の駆け出しのゲームですが、現在200万人の方に楽しんでいただいています。

ゲームに出演している声優さんもゲームにハマってくださっている方もいるので、本当にうれしい限りです。

これからも、どんどん新しい取組を展開していきますので、是非楽しみにしていてください!みなさんにとってのたった一人の運命の女の子が見つけてみてくださいね!

 

―――本日はありがとうございました!

 

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