総ボリューム100万m!ブロックを消してアリスを進ませる穴掘りパズル
アリスを導く穴掘りパズル 「地底100万mへ」は、ブロックを消してアリスを穴の奥深くへと導くパズルゲームだ。既存の作品にくらべて難易度がとてもやさしい、というかゲームオーバーがない。ブロックはどこからでも指定の場所に運ぶことができ、制限時間等のペナルティもない。ほとんどありえないが、先に進めなくなっても爆弾を使って画面全体のブロックを一気に消滅させられる。その分、ゴールまでの道のりがとてつもなく長く、連鎖やスコアを競うというより、作業的にパズルをこなすプチプチ的な遊び方になっている。ブロックをのぼったり、両手足をあげて落下したりとアリスが見せる色々なアクションも魅力的で、ひまをつぶすために淡々と遊びたくなるゲームだった。
ゲームオーバーがない!? パズルのルールは、同色のブロックを3つ以上あつめて消すシンプルなもの。ブロックを消し、ステージを歩きまわる「アリス」を下へ下へと進ませていくのが目的だ。各ブロックは、タッチ&ドラッグで好きな場所に移動させられる。隣り合っていないと動かせない等の縛りがない他、制限時間やブロックの落下でアリスが押しつぶされるといった障害がない。一応、そろえても消せないかつ動かせない「鍵ブロック」はあるが、アイテムの爆弾を使うと画面にあるブロックをすべて消滅させられるうえ、爆弾は時間経過で回復する。どうあがいてもゲームオーバーにならない。危機感やメリハリはないが、テンポがいいので不思議と夢中になってしまう。プチプチをひたすら潰しているような感覚だった。
100万mの大ボリューム! 本作のもうひとつの特徴がとんでもなく長い「ゴールまでの距離」。10分くらい遊んで数百mしか進めないのに、100万mとか掘れるのかと思ってしまった。ただ、ゲームオーバーがないかわりにアプリを終了すると到達距離がオートセーブされ、プレイするたびにコツコツと掘り進められる。進んだ距離をツイッターでつぶやくこともでき、パズルの旨さではなく、自身の根気を自慢する術になっているのは斬新でおもしろかった。アリスの動きが可愛いので女子にもオススメできるひまつぶしゲームだ。
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