息子を探して暗闇の中へ…効果音がスリルを醸しだすホラーゲーム
効果音が醸し出す恐怖 「リユニオン」は暗闇の中で息子を探しまわるホラーゲームだ。画面の中央部にしか光があたらず、まさに手探りで森の中を探索する。主な手がかりは音だ。主人公の父親は息子に「どこにいるんだ!」、「お父さんだよ!」と声をかける。そうすると矢印で息子のいる場所が示される。森にはクマやヘビ以外に様々な「恐ろしいもの」が潜んでいる。ばったり出くわすとやり直しとなる。
衝撃のエンディング 文字はほとんどないが、本作にはオープニングとエンディングがある。突然、家出をするように逃げ出した息子を探すというのがシナリオのようだ。森のマップは結構広く、闇雲に歩いても迷ってしまう。さらにクマやヘビに出くわしてヒヤッとする。主な手がかりは音だが、看板など見た目も手がかりになるぞ。無事に息子を見つけ出すと衝撃のエンディング。ネタバレになるのであえて伏せておく。本作は「ゲームジャム」と呼ばれる短時間のゲーム制作イベントで作られたもの。そのためアイデアは秀逸だが、ボリュームは少なく1時間程度でクリアできる。だが、サウンドによる雰囲気づくり、解釈するのが楽しいストーリーはよく出来ており、プレイする価値はある。
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