3Dアクション×カードバトル×街づくりSLGが融合した異色のRPG
全世界累計350万DLを記録したRPG 「キングダムコンクエストⅡ」は、戦友とともに魔獣の大地「マグナ」の制覇を目指すオンライン戦略RPGだ。魔獣を討伐&捕獲する3Dアクションパート。建物を設置して資源を蓄える街づくりパート。国の外にある土地を侵略するカードバトルパートの3つを進めるという、多彩なジャンルが複合されたゲームになっている。各パートは独立させても充分遊びこめるほどよくできており、グラフィックの質も高い。プレイ感としては、以前にレビューで★4.5をつけた3Dアクション+カードバトル「蒼穹のスカイガレオン」。同じく★4.5の街づくり+カードバトル「ロードオブナイツ」に近く、この2本を楽しめた人ならハマれる良作となっていた。
仲間と同盟を組んで大陸を制覇 魔獣によって支配された大地「マグナ」。プレイヤーはこの地に国を構えた領主となり、他の領主と共闘して魔獣の巣窟「デブリズタワー」の攻略を目指す。ゲームの流れは建物を設置し、お金や資源を蓄えながら街を作る。それと並行してダンジョンに出かけ、魔獣を討伐&捕獲してカード化する。街作りで獲得したお金で魔獣カードの強化を行い、魔獣部隊を編成してマップへ赴き、未開の地を侵略して自国領にかえていくといったかたちになる。3つのジャンルが複合されているため進め方はややこしいんだけど、各パートを効率的に遊べるのは魅力だ。例えば街づくりにおいて完成まで時間がかかる施設の建設中にマップの土地を攻めたり、魔獣を討伐したりできる。うまく遊べば待ち時間なく継続して楽しめるようになっている。
チャットなどの交流要素も充実 本作のもうひとつの魅力が、他プレイヤーとの共闘や交流機能。魔獣を退治する3Dアクションパートではリアルタイムで仲間と協力でき、オンラインRPG並の熱いバトルを体感できる。また、交流要素においても同盟(ギルド)やチャットがあり、中でもチャットには自動翻訳アシスト機能が搭載されているため、海外のプレイヤーとも難なくコミュニケーションをとれる。この心遣いを感じるシステムは斬新ですばらしいと感じた。読み込みが多く、街づくりパートにおける操作性が悪いなど不満点はあるが、3つジャンルのゲームを一度に味わえるお得感のある一本だった。
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