思考性と操作感がバツグン!トランプの「スピード」を題材にしたSNS連携のカードゲーム
ミクシィ社初のネイティブゲーム 「スピナン」は、各種SNSで登録されている友達とスコアを競い合えるお手軽カードゲームだ。ゲームルールはトランプの「スピード」をアレンジしたもの。Facebookやmixi内でフレンドとスコアを競える機能などは「LINE系のゲーム」。メニュー画面などで流れるボーカル付きのBGMは「もじぴったん」をイメージすると分かりやすい。中でもカードゲーム部分は、隣り合う数字をすばやく場に出しつつ、特殊カードに付与された効果を利用する思考性がある。連続でカードを並べ続けると「フィーバー」が発生して獲得スコアがアップするといった爽快感を得られるシステムもあり、カジュアルゲームとしての完成度は非常に高くなっている。
SNS内ランク&アイテム機能も ゲームの流れはアイテムを選び、時間経過で回復するハートを消費してスタート。場にある数字カードと隣り合うカード(9なら8か0)をタッチして並べてゆき、90秒の制限時間内にカードをすべて並べるか、時間が経過すると1ゲーム終了となる。終了後にノーミスボーナスなど様々な特殊点がスコアに加算され、算出された最終スコアをFacebook内やmixi内で登録しているフレンドたちと競う、という仕組みになっている。LINE系のゲームを一度でも遊んだことのある人ならすぐに馴染めて楽しめるはずだ。ただ、肝心のゲーム部分はある程度アレンジが加えられていて良いのだが、UIのデザインやその他もろもろを既存の作品から拝借しすぎている気がした……。正直、LINEのゲームとしてリリースされても違和感がないレベルなので、もう少しmixiらしさのあるゲームデザインで勝負してほしいと思えた一本だ。
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