二次元から三次元へと変化!?これぞスマホ時代のインベーダー
「ボクセル・インベーダー」はドット絵のセンスとレトロなBGMがかっこいいシューティングゲームだ。「ボクセル」とは、大雑把に言えば3Dで表現されたドット絵のこと。通常の2Dのドット絵のことを、英語では「ピクセル」という。名前のとおり、3Dのドット絵で描かれたインベーダーたちを撃退するオーソドックスなシューティング。ところが、あるアイテムを取ると視点が一気に変化、3D画面のシューティングになるという驚きのシステムが魅力的だ。
操作は自機をスライドで動かす。ショットはオートで、ボムのような特別なアイテムはない。画面に登場するインベーダーを全滅させるとステージクリア。1ステージ10秒足らずで終わり、非常にテンポが良い。ボムはないが、ステージにはアイテムが出現し、連射、るレーザー、ホーミングなど自機の攻撃が変化する。さらに本作の一番の特徴は3Dへの視点の移動だ。時計のようなアイテムを取得すると「INVINCIBLE」と表示され、無敵状態で3D視点のシューティングになるのだ!6つの惑星を舞台に、それぞれ4つのエリアが用意され、合計140ステージの大ボリュームだ。エリアの最後にはボスキャラも登場するぞ。
基本はレトロなオーソドックスシューティング。だがところどころにアイデアが光る素晴らしいゲームだ。レトロな雰囲気と3Dグラフィックを合わせたボクセルによる表現は、「マインクラフト」のヒット以降、海外インディーゲームでは特に人気がある。本作もレトロなゲームの楽しさを現代風に上手くアレンジした素晴らしい作品だ。
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