貧弱!貧弱ぅぅぅ!天国にいちばん近い生き物、マンボウの育成ゲー
すぐ死んじゃうマンボウの放置系ドット育成ゲーム! 「生きろ!マンボウ!」はドット絵と即死が特徴の放置系育成シミュレーション。「サブタイトルに「3億匹の仲間はみな死んだ」とあるように、とにかく死にまくる魚、マンボウが主人公のゲームだ。マンボウは天国に一番ちかい生きもの}とまで呼バレるようにとにかく{a:貧弱!死因の例をあげると、一気に海底に潜水する→うわ水めっちゃ冷たい!
"→死日向ぼっこ→寝てたらいつのまにか陸に"
"→死体外の寄生虫を殺すためにジャンプ→落下して水面に激突!"
"→死"
"そんなマンボウを死なないように、世界最大の2.5トン級を目指して育てるのが目標だ。作者も救済措置としてクロノトリガーよろしく「強くてニューゲーム」を実装。死ぬたびに強くなるマンボウ。ドット絵や2ch風のコミカルな口調で描かれるからこそ、命の儚さを想像せざるを得ない。魚は強いものよ。そして儚いもの。"
生きろ!マンボウ!の一番の特徴は、死 貧弱な魚、マンボウを、幾多の死を乗り越え、大きく育てていく。美しい海を懐かしいドット絵で描いたその姿は、エニックスの名作46億年物語を想起する。マンボウのメスが一度に産む卵の数は3億個に達するともいわれ、最も多く卵を産む脊椎動物とされる。だが、卵は親に保護されることもなく海中を浮遊しながら発生するため、ほとんどが他の動物に食べられてしまい、成長できるのはごくわずかである。体内に寄生虫がいたり、皮膚が弱かったり、泳ぎが下手だったりするマンボウ。彼らを育てるというこのゲーム。食べ物をなぞって進化。冒険する。強化する。かんたん手軽な、なめこ系ゲームの奥から、死は生の対極としてではなく、その一部として存在しているという事実がただよっている。気がする。たぶん。
生きろ!マンボウ!攻略のコツ ウミガメをタップするとエサが大量に現れるフィーバーモードになり、体重を一気に増やすことができる。体重が一定値まで増えると進化することができ、外見と背景が変わるぞ。進化すること、あるいは冒険して死ぬことによってMP(マンボウポイント)を獲得する。MPを使うことで①新しい冒険(≒即死の可能性)②新しい食べ物(体重の増加量が多い)③食べ物の数(画面内の食べ物の最大数)を強化できる。は冒険は成功すると一気に体重をアップさせることができるが、失敗すると、突然の死を余儀なくされる。だが、死ぬことによって死亡確率はだんだん下がる。屍を越えて行くゲーム。冒険の果てに、マンボウは何を見る?メメント・モリ。死を、思え。
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