Androidで「スト4」解禁!迫力の格闘アクションに酔いしれろ
国民的「格闘ゲーム」がついに登場! 「ストリートファイターIV」は、アーケードでも絶賛稼働中の大人気対戦格闘ゲームだ。iPhone版が先行配信され、その快適な操作性や通信対戦機能で人気を博した本作。Android版も同じようにいきたいところだけど……。ビッグタイトルゆえに期待しすぎると不満に思う箇所が多いゲームになっている。
大迫力の必殺コンボを放て! プレイモードは、7人のキャラを倒して進む「総当り戦」。1キャラと試合を行う「自由組手」。必殺技だけで勝利するなど、ミッションをクリアして操作練習を行う「道場」とトレーニングモードの「練習部屋」の4種類だ。操作面では左側に移動&コマンド入力パッド、右側に4つの攻撃ボタンがあり、それを駆使して多彩なアクションを行う。基本はパンチボタンとキックボタンを使って戦うが、ストIVの独自要素として「セービングアタック」というシステムがある。Sボタンを押すと構えをとり、この構え中は一度だけ攻撃を無効化できる。そうして絶妙のタイミングでボタンを離し、反撃技を繰り出すカウンター要素のあるシステムだ。これら各種モードの遊びごたえや操作感は良好。慣れればコマンド入力で必殺技も放てるうえ、簡易必殺技(SP)ボタンやゲージをタッチするだけで必殺技が使える。スマホの仮想パッドでも迫力の格闘アクションが楽しめるはずだ。
値段を考えるなら満足できる? ここまでは普通の格闘アクションなら大満足の内容だが、やっぱりね……好きなだけに色々と不満はある。まず、iPhone版に搭載されていた通信対戦機能のカット。以前にレビューしたKOFもそうだが、格闘アクションで対人対戦ができないのはものすごく寂しい(Androidの仕様的な問題なのかな)。また、操作キャラも14人とPS3などのハード機版やアーケード版から考えると少なく、同じ感覚で買うと後悔するかもしれない。希望が持てる点としてはiPhone版がたびたびアップデートされ、対戦バランスの調整や新キャラの追加が行われているところだ。ストIVのおもしろさはこんなものじゃない。まだまだ拡張できる要素があるのにもったいないと感じた一本だ。
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