▲大作感あふれるビジュアル、好きよ。
構想2年。時間操作の世界に踏み入った少年の、未知なる物語が始まる――
『23/7 -トゥエンティ スリー セブン-』は、時計の指し示す
“9時”が消滅した世界にて繰り広げられる現代ファンタジーRPG。
現代社会を元にした非日常×能力モノで、
「ペルソナ」「Fate/GO」といった作品を思わせる
スタイリッシュな世界観。ストーリーは「グラブル」「艦これ」「モンハン」などの
有名ゲームのノベライズ(小説版)を担当した作家が執筆、ラノベ調で綴られる本格仕様。
今ならリリース特典として
約17回分のガチャ石を貰えるでリセマラもしやすい。新作&大作好きならチェックして損はないぞ!
3つの“時間操作”を切り替えるリアルタイムバトル
▲敵の予備動作を見て守ったりとアクション要素も。
戦闘はセミオート形式。各キャラがオートで順次行動するが、
「モード」をフリックで切り替えて、パーティ全体の戦い方を変更する。
時間を加速させる
攻撃特化「アクセル」。
ゲージを溜めて
後に備える「チャージ」。
タイミングよく
防御する「シールド」。
これらとは別に、フルボッコの
ゲージ必殺技「バレットタイム」、サブパーティの
協力技「サポートスキル」もあったりと中々奥深い。
バトル中で変化する技&事前にセット構築できる能力
▲スキルも個別に強化できるぞ。
キャラは
4種の専用スキルを持っていて、例えば「チャージ」中なら攻撃バフなど。モードに応じて
行動パターンが変化。「アビリティ」「武器(キャリバー)」は手持ちから
選んでセット。それぞれ異なるステータス&特性があり、組み合わせによって
様々な運用ができそうだ。
『23/7』はキャラゲーながらもRPGとして大いに楽しめる魅力アリ!
▲見栄えするバトルアクションも気持ちいい。
最初に言っておくと、本作はキャラゲーだ。
時間軸にまつわる闘い。今時な作風で
厨二心をくすぐる空気感。
JRPGらしい鮮やかな2Dグラフィック。内田真礼&雄馬さんの
声優姉弟によるヒロイン&主人公。
ここに魅力を感じる前提で、
付加価値をお伝えする。まずは手軽なスマホらしさを備えつつ、一捻り加えた
流動的なゲーム性。戦闘開始時は「インビンシブル77」という時間停止、
全ダメージ・状態異常を跳ね除ける“完全無敵タイム”が付く。んなチート能力あったら楽勝かと思いきや、そうでもない。
ザコ相手でもカウントは進むからボス戦まで残すというステージ全体を通した戦術が必要だし、
リアル時間経過=攻略スピードも大きく関わるのが斬新。
時間効率orゲージ溜め、どちらを重視するか。バフスキル・補助技をどこで撃つべきか。
タイムアタックのように最適な攻略法を探るのが面白くて、ゲーム性として成立していた。
本格的にやり込めそうなハクスラ風システム
▲アビリティも含めて隅々までいじれる。
武器は現状、有料ガチャの排出ナシ。
ドロップ産がメインの完全トレジャー仕様になっていて、
純粋なやり込み機能として楽しめる。
それぞれレアリティが違い、
ランダムでアビリティが付いていたりと機能面も充実。「ガーディアン」という枠には別途、ギアアビリティという能力も装着可能だ。
カスタマイズ性の高さと、前述した攻略スピード重視のアクティブバトルの
相性は良さげで、より限界を攻めようと自然にモチベも上がる。
無課金でも遊び尽くせそうなゲームデザイン
▲キャラ被りが必須じゃないのは嬉しい。
武器要素もそうだが、キャラ限界突破に必要な素材は
曜日ダンジョンから簡単にゲット可能。一般的なレベル上げと同じ感覚で鍛えられる。
協力プレイのレイドボスも、スタミナを消費すれば
好きなタイミングで即出現させられるので時間帯を選べる。無駄なクエ周回要らずで地味に嬉しい仕様。
全体ランキングや限定アイテムのような命を削って競い合う要素もなく、
全員に個別報酬が用意されるから、マイペースに遊べそうだ。
ゲームの流れ
1から12までの時間軸、平行世界(バース)が存在するのだが、ある日9時の世界が消えたことをキッカケに、物語は加速。
ムービー演出とかは、魅せることがプロの企業なだけあってスタイリッシュで上手い。見栄えの良さは一級品。
ストーリーパートは全てノベル化していて、ゲームと並走するように読み進めていく。
普通の高校生だった主人公がある日、時を操る能力者として覚醒する王道かつ現代ファンタジーなノリも良い。
ただ小説好きには嬉しいだろうけど、文章を見ない人には説明口調の要約ばかりで淡白になっちゃうのが惜しいかな。
バトル画面。タイミングを見極めてモードを変える必要があり、育成戦略もあわさってシンプルながらも戦略性を感じる。
カットインやエフェクトなども豪勢に使われているので、目が眩しくなりがちだけど爽快感はあるね。
協力戦(マルチレイド)は非参加者がエールをおくることができ、能力や報酬アップといったプラス恩恵がある。
スタミナも使わずワンタップだけで双方がお得だし、とりあえず触ってしまう機能。
実は本作、パチスロといった遊技台も手がける「藤商事」の新作アプリ。むしろそちらが本職の方々。
つまり、
ガチャ演出がめちゃんこ多彩で凝ってる。金演出で期待度アップとか、激熱!!カットインで確定とか。
特有の演出が数多く盛り込まれていて、ファンなら思わずニヤリ。ゲームはおまけって言われるほどの頑張り具合、その目で確かめるべし。
『23/7』序盤攻略のコツ。
▲弱い敵相手ならアクセルでがんがん進めよう。
開始後に
5連ガチャ、その後少し進めば
11連以上の特典が貰える。リセマラするならサポート系より、メインで強化バフを使えるような子が嬉しい。
その後はメインクエスト(ストーリー)を進行。初回クリア時には
武器や経験値素材といったボーナスがいっぱい貰えるから損はない。
1章3-2まで進めると、回復のサポートスキルを覚えた星4キャラが仲間に。
無敵時間を超えてしまうステージでは有用なので確保しておきたい。
主力キャラはとりあえず30レベルを目指そう
▲事前特典の武器は、主要キャラに合わせてある。
レベル10になると
武器が装備可能になり、次は30で
星4アイテムも対象になる。恩恵が大きいので、パーティ全員に付けたい。
メインクエ報酬でも素材を貰えるが、更に稼ぎたければ
「時限クエスト」の経験値ミッションに参戦しよう。初期レベ集団でも最低難易度ならラクショー。
本作のコイン(通常のゲーム内通貨)は集める手段が少なくて希少だが、このクエだと
数回クリアしたら元が取れるぐらい貰える。積極的にオープンしよう。
無敵時間を利用したゴリ押し上手く考えて残すべし
▲右ルートはゴールとは逆の稼ぎ用。
各クエストはマスで分かれていて、
自分が進行ルートを選んで攻略。ゴールに辿り着くまでが攻略になる。
無敵時間数はステージによって違い、
バトル中のみ消費。難しい場所では最短を。余裕があるなら寄り道して稼ぐ量を多くできる。
オートモードは最速アクセル発動なので時間効率は良いが、強敵相手にはチャージを使って
一撃を狙ったほうが速い場面も多い。使い所を見極めよう。